健康

朝ウォーキングのメリット5つ!歩き方のポイントも解説

朝ウォーキングのメリット5つ!歩き方のポイントも解説
LAKUDA MAGAZINE

ウォーキングは、ダイエットや健康維持に役立つ有酸素運動のひとつです。
時間帯を問わずメリットが得られる運動ですが、特に朝の時間帯に実施すると多くの利点が得られます。
今回は、朝ウォーキングのメリットや歩き方のポイントを解説します。

朝ウォーキングのメリット

朝ウォーキングのメリット

朝ウォーキングによる大きなメリットは以下の5つです。
それぞれのメリットについて解説します。

生活リズムが整う

爽やかな朝日を浴びながら歩く朝ウォーキングは、セロトニンの分泌を促します。
セロトニンとは、「幸せホルモン」ともいわれる神経伝達物質で、精神的なバランスをとる上で不可欠です。
また、体内時計をリセットする役割もあり、睡眠時の休息状態から活動モードへと切り替えるのにも役立ちます。
生活リズムが乱れがちという人は、朝ウォーキングをルーティンに取り入れることで健康的で規則正しい生活が送れるでしょう。

ストレスが解消される

生活リズム改善につながるセロトニンの分泌は、ストレス解消にも役立ちます。
朝ウォーキングによってセロトニンの分泌量が増えると、不安定な気持ちが落ち着いたり、ポジティブな思考が生まれたりしやすくなるためです。
また、朝の爽やかな空気や日常の喧騒から離れた静かな時間は、身体的なリフレッシュにもなるでしょう。

睡眠改善に役立つ

陽の光を浴びることで分泌されるセロトニンは、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの原料でもあります。
メラトニンは、睡眠や覚醒のリズムを整える作用を持ち、その分泌量は日中に分泌されるセロトニンの量に影響される点が特徴です。
朝ウォーキングによってセロトニンの分泌をしっかりと促すと、夜間に分泌されるメラトニンが増えて自然な眠りにつきやすくなります。

ダイエットにつながる

起床時は、1日の中で最も食事の間隔が空く時間帯であり、エネルギー源の糖質が不足しています。
朝ウォーキングでは、不足している糖質の代わりに蓄積された脂肪を燃料に活動するため、他の時間帯と比べてダイエットにつながりやすい点がメリットです。
また、ウォーキングによって筋肉を動かすと基礎代謝が高まり、1日のエネルギー消費量も増えます。
減量を考えている人にも、朝ウォーキングは適切な運動のひとつです。

涼しいうちに運動ができる

日中のウォーキングもダイエットやセロトニンの分泌量を増やす上で効果的ですが、真夏の暑い時期には向いていません。
一方、早朝ウォーキングであれば、涼しいうちに運動ができるため夏でもチャレンジしやすいでしょう。

朝ウォーキングのポイント

朝ウォーキングのポイント

朝ウォーキングのメリットを最大限に得るためには、ポイントを押さえることが大切です。
続いては4つのポイントを解説します。

起床後はウォームアップをする

起床時は、体内の水分量が不足している状態であり、血液の流れが滞っています。
水分不足のまま朝ウォーキングをすると、脱水症状になる恐れがあるので、まずはコップ一杯の白湯もしくは水を飲みましょう。
また、就寝中に固まった筋肉や関節をほぐす必要もあります。
特に寒い時期は固まりやすいので、十分にストレッチをして体を温めましょう。
こうしたウォームアップをしっかりと行い、体を目覚めさせてから朝ウォーキングをすることが重要です。

負荷をかけすぎない

朝からきついトレーニングをすると、体に大きな負担がかかります。
少しずつ目覚める体に合わせて、朝ウォーキングもゆとりを持つことが大切です。
トレーニングに慣れていない人は、10分程度のウォーキングでも問題ありません。
時間の長さや負荷ではなく、歩く時の姿勢や呼吸を意識してみましょう。
正しい姿勢で歩き、呼吸を工夫するだけで脂肪燃焼効果が上がりやすくなります。
また、ウォーキング中は水分摂取も不可欠です。
甘い清涼飲料水ではなく、ミネラルを豊富に含んだ麦茶が朝ウォーキング中の飲み物としておすすめです。

ウォーキング後のケアが大切

朝ウォーキングが終わったら、しっかりとストレッチをして動かした筋肉をほぐしましょう。
ストレッチをすることで疲労物質が取り除かれるほか、心臓への負担も軽減されます。
こうしたストレッチ効果を十分に得るには、ウォーキング終了後30分以内の体が温まっている段階に実施することが大切です。
30分以上経過してからストレッチをすると、体が冷えて筋肉が固まってしまうため、反対に傷める恐れがあります。
継続して朝ウォーキングを続けるためにも、正しくストレッチをして疲れを残さないようにしましょう。

朝食はウォーキング後がおすすめ

朝ウォーキングをする上で悩むポイントのひとつが朝食のタイミングです。
脂肪を多く燃焼させるには、朝ウォーキングの後に朝食を摂るべきでしょう。
ただし、空腹状態で運動をすると熱中症や脱水症状が起こる恐れがあります。
そのため、歩く30分程度前に消化のよいバナナやスムージーなどを摂取することをおすすめします。

まとめ

朝ウォーキングは、心身ともに大きなメリットをもたらしてくれる運動のひとつです。
ただし、一日歩いただけでは期待される効果が得られません。
特に、初めてウォーキングをする人は、いきなり負荷をかけすぎず無理のない範囲で継続することが大切です。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
LAKUDA MAGAZINE
LAKUDA MAGAZINE
鳥取県の健康とスポーツを応援するWEBメディア
鳥取県倉吉市スポーツセンター LAKUDA SPORTSスタッフによる健康・スポーツWebマガジン! 地域の健康やスポーツに関する情報を発信していきます! 地域×健康・スポーツメディア 『LAKUDA MAGAZINE』スタート! https://magazine.lakuda.jp/ 【LAKUDA 公式サイトはこちら】 https://www.lakuda.jp/
記事URLをコピーしました