テニスの魅力とは?基礎知識も併せて紹介!
テニスは生涯スポーツとしても人気の競技です。
しかし、テニスをはじめてみたいけれど、ハードルが高いと感じている人も多いでしょう。
今回は、テニスの魅力について、基礎知識を踏まえて解説します。
テニスの基礎知識
テニスは、ネットを挟んだコート内でラケットを使ってボールを打ち合う競技です。
1対1で戦うシングルスとペアで戦うダブルスの2パターンがあります。
また、黄色いフェルトのボールを使う硬式と、ゴムボールを使う軟式がある点もテニスの特徴です。
硬式テニスが誕生したのは、紀元前の古代エジプトにあった「TINNIS(チニス)」もしくは「TAMIS(タミス)」と呼ばれる町で行われていたスポーツがきっかけだといわれています。
また、11〜12世紀のフランスの修道院で考案された「ジュ・ドゥポーム」も硬式テニスの原型とされるスポーツです。
1874年ごろ、横浜や神戸の外国人居留地に硬式テニスが持ち込まれたことで日本にも伝来しました。
しかし、硬式テニスのボールは高価だったため、なかなか普及しませんでした。
そこで考案されたのが軟式テニスです。
手に入りやすいゴムボールを使用したことで、日本中の学校に浸透し始めました。
現在では、年代や性別を問わず多くの人が楽しむスポーツに成長しています。
テニスの6つ魅力
テニスにはさまざまな魅力があり、チャレンジしやすい競技です。
ここでは、6つの魅力を解説します。
健康維持やダイエットに適している
テニスは、広いコートを走ったりラケットをスイングしたりと全身を使ってプレーする競技です。
また、瞬発力と持久力の両方が必要な競技でもあり、筋力や体力アップにつながります。
加えて、テニスのシングルスを1時間競技した場合の消費量は580〜870kcalです。
この消費量はウォーキングをした場合より多く、ダイエットにも適した競技といえるでしょう。
爽快感がある
テニスでは、ラケットでボールを打つ爽快感も楽しめます。
特に、ラケットの芯を捉えてボールが跳ね返った時の感覚は、メンタル面のリフレッシュにもつながるでしょう。
日常生活で嫌なことがあった人も、テニスをすることで気分転換になり、ストレス解消も期待できます。
年齢を問わず楽しめる
テニスは、年齢を問わずさまざまな人が楽しめる競技です。
テニスサークルには、シニア世代も多く参加しており、年齢別の大会もあるため気負わずにチャレンジできる点も魅力といえるでしょう。
また、性別関係なくプレーできるので、家族や友人同士で楽しむのにも適しています。
少人数でもプレーできる
テニスは、バレーボールやサッカーとは異なり2人いればプレーできる競技です。
チームプレーの競技はある程度人数が集まらないと試合になりませんが、少人数でできるテニスは人集めに悩むことがありません。
また、テニスサークルに入会すると、サークルに参加している人同士でプレーを楽しめるため、1人でもチャレンジしやすい競技といえます。
初期費用が抑えられる
テニスを始めるうえで必要な道具は、ラケットとボールです。
初心者用のアイテムであれば、数万円程度で揃えられるケースも多いでしょう。
アイテム以外に必要な費用として、コートの利用料が挙げられます。
テニスコートは自治体が運営しているスペースも多く、比較的安く借りることが可能です。
できるだけ費用をかけずにスポーツを楽しみたい人にもおすすめの競技といえます。
生涯スポーツにしやすい
テニスは、スキルや経験値、体力によって参加するチームや大会を選びやすい競技です。
自分にマッチするレベルを選ぶことで、年齢を重ねても続けられる点はテニスの大きな魅力といえるでしょう。
健康維持を目的として生涯スポーツを探している人にもおすすめです。
テニスをする際の注意点
テニスを気持ちよく楽しむには、マナーを守ることが大切です。
たとえば、テニスコートではテニスシューズを履く必要があります。
特に、ヒールやスパイクなどを履いてテニスコートに入ると、地面を傷つけてしまう恐れがあるため注意しましょう。
また、夢中になってプレーをしていると、別のコートから飛んできたボールに当たることがあります。
誤ってボールを飛ばしてしまった場合は、大きな声で注意を促しましょう。
そのほか、他の人がプレーしているコートに勝手に入るのはマナー違反です。
誰もが楽しくテニスをするためには、こうした小さなマナーやルールを守って相手に不快な思いをさせない意識が欠かせません。
まとめ
テニスは、老若男女が楽しんでいる魅力的なスポーツのひとつです。
比較的費用をかけずにはじめやすいほか、少人数でプレーできるので、家族や友人の絆を深める競技としても適しているでしょう。
本格的にテニスをはじめたい人は、地域にあるテニスサークルがおすすめです。
スキル別にクラスが設けられているケースが多く、初心者向けのクラスであれば、テニス経験がない人でも問題ありません。
また、大会もクラス別に設定されているので、年齢を重ねてからも挑戦できます。
生涯スポーツを探している人は、心身ともにリフレッシュできるテニスをはじめてみませんか。