バレーボールの魅力とは?基礎知識も併せて紹介!
オリンピックやW杯などでバレーボールを観戦して、自分でもチャレンジしたいと思う人は多いのではないでしょうか。
バレーボールは、観るだけでなく実際に楽しむうえでも魅力的なスポーツです。
今回は、バレーボールの魅力について、基礎知識を踏まえて解説します。
バレーボールの基礎知識
バレーボールは、2チームがネットを挟んで対峙し、手や腕でボールを打ち合う競技です。
6人制競技と9人制競技の2種類があり、セット数やルールが異なります。
部活動やオリンピックなどでは、1チーム6人で行う6人制競技が一般的です。
バレーボールは1895年にアメリカで誕生しました。
当時は、バスケットボールが室内競技の主流でしたが、競技内容が激しく、競技者が若年層に偏る点がデメリットでした。
そこで、年齢や性別を問わず誰でも楽しめるスポーツとして開発されたのがバレーボールです。
日本には1908年に伝来したといわれており、1913年に始まった極東選手権競技大会を機に広く認知されました。
バレーボールの魅力
バレーボールにはさまざまな魅力があります。
ここでは5つの魅力を解説します。
幅広い世代が楽しめる
バレーボールは、競技者同士の接触が比較的少ない競技です。
また、チームメンバーや対戦相手のスキルを合わせることで、体への負担を軽減させられます。
これにより、若年層だけでなく幅広い盛大が楽しめる点は、バレーボールの大きな魅力といえるでしょう。
筋力と心肺機能が向上する
バレーボールは、全身を使ってプレーする競技です。
例えば、ハイジャンプやスクワット、ダッシュなどの動きがバレーボールに含まれています。
こうした動きを繰り返しする必要があるため、筋力向上が期待できるでしょう。
また、無酸素運動だけでなく有酸素運動が含まれる点もバレーボールの特徴です。
有酸素運動は心肺機能の向上のほか、ダイエットにもつながります。
健康維持や体重管理を望む人にとっても、メリットの多い競技といえるでしょう。
ストレス軽減が期待できる
バレーボールを始めとする活動量の多い運動は、幸せホルモンのひとつであるエンドルフィンの分泌を促進します。
不安や落ち込みを感じている人も、バレーボールをすることでリフレッシュが可能です。
また、バレーボールは集団で行う競技であり、他人と交流する必要があります。
社会的な交流はメンタル面の充実につながるため、日常的に孤立感を感じている人にもおすすめです。
調整能力が向上する
バレーボールでは、戦略や戦術が求められます。
たとえば、相手のブロックを防ぐ構え方やジャンプをするタイミングなども戦術のひとつです。
また、確実に点を取るには、相手チームのフォーメーションを崩す必要があります。
しかし、バレーボールはチームプレーであり、個人のスキルが高くても得点は得られません。
目的を共にするチームメンバーの状況を踏まえたうえで、必要な動きやタイミングを判断する必要があります。
こうした戦略や戦術を立てる中で、全体を調整する能力の向上が期待できる点もバレーボールの魅力といえるでしょう。
社交性が向上する
チームプレーであるバレーボールは、個人プレーの競技とは異なりチームメンバーとの交流が生まれます。
たとえば、戦略や戦術を立てるには、チームメンバーとの協力が不可欠です。
バレーボールは、年齢や性別を問わず参加できる競技であり、幅広いジャンルの人と力を合わせてプレーすることは、社交性の向上にもつながるでしょう。
職場や学校では出会わないジャンルの人との交流が深まれば、これまでになかった知見が増えます。
バレーボールで培った人間関係や社交性、新たな視野は日常生活にも大いに役立つでしょう。
バレーボールをする際の注意点
バレーボールは、年齢を問わずチャレンジしやすい競技ですが、怪我をしないためには注意点を押さえる必要があります。
特に、ブロックやサーブ、アタックなどをした後に着地のタイミングで発生する足首の捻挫は、誰にでも起こり得る怪我です。
また、突き指や腰痛などもバレーボールによって起こりやすいトラブルのひとつでしょう。
こうした事態を避けるためには、プレー前の準備運動が不可欠です。
また、プレー後もしっかりとストレッチを行い、負担がかかった部位を丁寧にほぐしましょう。
併せて、バレーボールに適したシューズを選ぶことも大切です。
足に合っていないシューズは怪我につながるため、足のサイズや形状にマッチするものを選びましょう。
まとめ
バレーボールは、比較的年齢を問わず楽しめる競技です。
有酸素運動と無酸素運動の両方が一度にできる競技でもあり、心身の健康維持やダイエットなどを目的にチャレンジするのもよいでしょう。
また、同じ趣味を持った人たちと交流して、社会性を高めるのもバレーボールの魅力です。
しかし、チームプレーなので最適でもメンバーを6人集める必要があります。
仲間が集まらないという場合は、各地域にあるスポーツサークルに参加してみる方法がおすすめです。
初心者向けのチームがあるサークルであれば、初めてバレーボールをするという人でも気軽に参加しやすいでしょう。