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ラグビーの魅力とは?ルールも合わせて紹介!

LAKUDA MAGAZINE

激しくぶつかりあったり、タックルしたり、激しく見応えのあるラグビーは一見危なそうにも見えますが、本来は紳士のスポーツです。仲間との協調性を大切に、相手のことをリスペクトするので、仲間づくりや子どもの成長にも良い影響を与えることができます。今回はラグビーの魅力について、ルールを踏まえながら解説します。

ラグビーのルール

ラグビーで使用するボールは楕円球です。他の競技にはない特徴的な形で、バウンドした後、予想しづらい方向に飛んでいくこともあるので、見ていて面白みが増します。

試合は15名(または7名)からなる2つのチ一ムで行います。ボールを持って走ったり、パスしたり、キックをして、より多くの得点をしたチームが勝者となります。得点をあげる方法は、相手チームのインゴールにボールを持ちこんで地面に付けるトライ(+5点)、H型のゴールポストとバーの上を越えるコンバージョンゴール(+2点)、その他地面にボールを置いてゴールを狙うペナルティゴール(+3点)やワンバウンドさせてゴールを狙うドロップゴール(+3点)など様々な得点を獲得する手段があります。

またラグビーの面白さで一番重要なのがボールの運び方です。ボールを前進させるにはボールを持って走ったり、キックしたり、味方にパスをして進むこともできますが、自分よりも前にボールを投げることはできません。これがラグビーをする上での特徴的な楽しさと難しさに繋がります。

ラグビーの魅力

ラグビーの5つの魅力を解説します。

誰でも輝ける!

ラグビーは屈強で体格の良い人が集まっているイメージが強いですが、実は小柄な選手もたくさんいます。ラグビーにおいては身体が大きいと有利、小さいと不利など、体格で決まることはありません。それはラグビーは自由度が高いスポーツだからです。ボールを持って走る、キックする、力で押し合う、タックルして倒しても良いなど、様々な競技を凝縮したようなスポーツだからこそ、それぞれの役割が輝く瞬間があるのです。例えば身体の大きな人はフォワードポジション、足が速い人はバックス、小柄で俊敏さのある人はスクラムハーフなどそれぞれの役割があります。一概ではないですがそれぞれの体格に見合ったポジションがあるので、身体が大きい人は力を、身体が小さい人は俊敏性を重点的に鍛えるなどそれぞれの役割を高めることで、チームを勝利に導くことができます。

相手をリスペクトする精神

試合終了時に吹かれる「ノーサイド」の笛は、「試合が終われば勝利の側も、負けた側もない」という崇高な精神につながり、お互いを称え合います。どれだけ激しく戦っても勝利チームは傲ることなく、敗北したチームも素直に受け止めます。試合が終われば敵も味方も関係なく、お互いが感謝し合い、友情を誓い合う精神を持ってプレーしています。

協調性を身につけられる

ラグビーはチームで戦うスポーツです。パワーや足の速さなど各自の得意分野や個性を伸ばして、チームでの勝利を目指すために一致団結することが重要です。その際に「自分が出来て、他人ができないこと」と「他人が出来て、自分が出来ないこと」があるということを認識し、それぞれの能力や強みを活かすことが勝利という目標達成への架け橋となります。その経験から「自分は仲間の協力を必要としており、自分自身も仲間から必要とされている」と感じ、他者を尊敬する気持ちと自己肯定感の向上に繋がることで、一丸となって目標に向かうことができます。                                    これがラグビー界でよく言われるOne for All, All for One 〜一人はみんなのために、みんなは一人のために〜の精神となります。この精神が身につくことで協調性が身につき、学校生活や仕事など人と関わる上で、人間関係を円滑に進めることができます。

幅広い能力が身につく

ラグビーは幅広いフィジカルや能力が必要とされます。スピードやアジリティ(敏捷性)、バランス、コーディネーション(身体の動きの協調性)、さらに走る、跳ぶ、投げる、蹴る、捕る、身体をコントロールする能力(知覚認識)など多くの動きを行うスポーツです。それぞれの能力をバランス良く高めていく必要があるので、他の競技に比べ幅広い能力が身につきます。能力が身に付き、できることが増えると自信にも繋がり、どんどん楽しくなっていきます。フィジカルの向上も期待でるのでラグビーだけではなく、学校の体育の授業などの運動やスポーツをする場面でも、活かすことができます。

費用が比較的リーズナブル

最初はタグラグビーなどから始まることが多いので、体験段階であれば運動しやすい服装であれば充分です。スクールに入って始める場合は、ラグビーウェア、シューズ、ソックスなど一式揃えると良いでしょう。おおよそ一万円前後で用意ができるはずです。本格的になってきたらスパイク、ヘッドギア、マウスピースなどが必要になるので、必要に応じて揃えていきましょう。道具が多いスポーツではなく、一気にすべて揃えないといけないわけでもないので、費用的にも始めやすいスポーツです。

ラグビーをする際の注意点

ラグビーは情熱的で思いやりのあるスポーツではありますが、様々な動きをすることもあり、ケガが多いスポーツの一つでもあります。まずは大前提としてケガのないようにお互いが危険なプレーをしない、という意識が大切になります。ただ、意識をしていても場合によってはケガをすることもあります。

スポーツによるケガで多いのは準備運動不足が大きな要因の一つになります。ストレッチなどの準備運動は欠かさないようにし、念入りに行うようにすることがケガを防ぐ有効な手段です。

またケガ防止のため、技量で大きな差があるチーム同士の対戦は禁止されています。特に始めたての頃は技量が未熟であるためケガしやすいので、レベルに応じた練習を行いましょう。

さらに不注意もケガが多い要因の一つになります。過度な体力を消耗する練習や長時間練習を行うと集中力の低下につながり、ケガを起こす原因にもなります。

そしてケガがつきもののスポーツであることは確かなので、救急セットの準備は欠かさないようにしましょう。コールドスプレー、絆創膏、テーピング、包帯など最低限の医療品を用意して練習に励みましょう。

まとめ

ラグビーは情熱的で思いやりがあり、誰でも輝くことができるスポーツです。体力や能力だけでなく精神面を鍛えることができ、協調性も高められます。社会人になり就活の面接等でラグビーをしていたことを伝えると、一目おかれることもあります。それほど精神的に養われるスポーツであると伺えます。        鳥取県中部ではラグビースクールを行うクラブチームさんもあるので、気になる人は体験に問い合わせてみてはどうでしょうか?

倉吉ラグビースクール:@kurayoshi_rugbyschool

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